自己肯定感が高い人になるにはどうすればいいか。心理カウンセラーの中島輝さんは「自己肯定感とは、自分に欠点があっても『わたしのままでOK』と信じられる気持ちのことだ。子どものほうが、自己肯定感は早く育ちやすいが、思春期を過ぎても、大人になっても遅すぎることはない」という――。

※本稿は、中島輝『何があっても「大丈夫。」と思える子に育つ 子どもの自己肯定感の教科書』(SBクリエイティブ)の一部を再編集したものです。

学業のプレッシャーに悩まされ、悲しくて欲求不満のアジア人の少年は学校に行くことを拒否します
写真=iStock.com/Thai Liang Lim

「自分自身に満足している子」は半分以下

いきなりですが、日本の子どもはいま、危機的な状況に陥っています。