2025年4月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお送りします。ウーマン部門の第3位は――。
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▼第2位 つまらんオブつまらん"の「おむすび」下回る初回視聴率…それでも「あんぱん」が大化けすると言える納得の理由"
▼第3位 「どうしちゃったの、私」「何なのココは」の連続…人気クルーズ旅5泊6日でわかったとんでもない幸福感と総費用
▼第4位 第三者委員会報告書の驚愕事実"…フジ内部を見た不正調査のプロ弁護士陣が「最もありえないと思ったこと」"
▼第5位 皇族の役割に男女の違いはない…秋篠宮家の教育方針が皇位継承権持つ悠仁さま誕生でも変わらなかったワケ
「スロー&ラグジュアリー」だけではない納得の魅力
クルーズ旅行への関心が急速に高まっている。
2024年の訪日クルーズ旅客数は約144万人(国土交通省調べ)で、これは前年の実に約4倍。クルーズ船の寄港回数は2479回(外国クルーズ船1923回、日本クルーズ船556回)で、日本の港は連日大賑わいだ。
背景にあるのは何かといえば、スピードが重視される現代社会の中で満喫できる「スロー&ラグジュアリー」の心地よさだろう。
クルーズ会社は積極的に日本市場を開拓しており、中でも、日本各地を巡る周遊コースは、お祭りや歴史的な名所、美しい景色やご当地グルメを楽しむことができるのが魅力である。そこに台湾や韓国がプラスされ、ちょこっと異国も楽しめる5泊程度のクルーズは後述する料金が比較的リーズナブルということもあり、大人気になっている。
3月上旬、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは日本を拠点とするクルーズ船事業に進出すると発表した。2028年度の就航を目指し、船内でミッキーマウスなどのキャラクターが出演するショーを楽しめるようにするということで、国内でのクルーズ旅行はますます注目を浴び、特にファミリー層に向けた新たな選択肢として期待が高まりそうだ。
とはいえ、クルーズ旅行にピンとこない人も多いだろう。そこで、2度乗船した経験のある筆者がその魅力を考察してみた。
筆者の乗船1回目は2023年、イギリス船籍のダイヤモンド・プリンセス号(バルコニー付き/5泊6日/長崎・釜山)、2回目は2024年、イタリア船籍のMSCベリッシマ号(内側客室/5泊6日/鹿児島・済州島)である。