子育てをしていて不安が生じたとき、どうすればいいか。児童精神科医のさわさんは「どこからどこまでが自分の不安で、どこからどこまでが子どもの問題なのか、分けて考える必要がある。これを混同して苦しんでいる親子は多い」という――。

※本稿は、精神科医さわ『児童精神科医が「子育てが不安なお母さん」に伝えたい 子どもが本当に思っていること』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。

子供の手を握って慰める母親
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いじめについて話が一致しなかった親子

親御さんの中には、子どもの身に起こることを自分自身の不安としてとらえてしまう人もいます。