2022年下半期(7月~12月)、プレジデントオンラインで反響の大きかった記事ベスト5をお届けします。国際部門の第5位は――。(初公開日:2022年9月13日)
在位70年のエリザベス女王の逝去を受け、新国王となったチャールズ3世(73)。崩御直前まで現地に滞在していた英国王室ウオッチャーのフリーランスライター東野りかさんは「故女王と新国王は、母と息子でありながら非常に複雑な人間関係で反目し合った時期も。内気で繊細なチャールズは、ずっと親に認められたい、愛されたい気持ちが大きかった。そうした心の空洞を慰撫し包容したのがカミラ妃でした」という――。
ロンドンで開かれた式典に出席するチャールズ英国王(右)とカミラ夫人=2022年9月10日、イギリス・ロンドン
写真=AFP/時事通信フォト
ロンドンで開かれた式典に出席するチャールズ英国王(右)とカミラ夫人=2022年9月10日、イギリス・ロンドン

「To darling my mama(私の愛するママへ)……」

イギリスの新国王となったチャールズ3世(73)は、9月9日に初のテレビ演説を行い、母親の故エリザベス女王(享年96)に対して呼びかけ、感謝の気持ちを述べた。