日米双方の教育を受けて育った国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏は、不良学生だった高校生活を経て、東京大学とハーバード大学の両方に現役合格している。教育システムがまったく異なる日米のトップ大学にどうやって合格したのか。イーオンの三宅義和社長がそのわけを聞いた――。(第2回/全3回)。

インターナショナルスクールで突如、日本語禁止に

イーオン社長の三宅義和氏(左)と国際ジャーナリストでミュージシャンのモーリー・ロバートソン氏
撮影=原 貴彦
イーオン社長の三宅義和氏(左)と国際ジャーナリストでミュージシャンのモーリー・ロバートソン氏

【三宅義和(イーオン社長)】モーリーさんは広島のインターナショナルスクールに通われていました。しかし、小学校5年生のときにご自身の意志で日本の公立学校に転入されます。これはなぜですか?

【モーリー・ロバートソン(国際ジャーナリスト、ミュージシャン)】当初通っていたインターナショナルスクールでルール変更があり、校内が日本語禁止になってしまったのです。