貧困に苦しむ女性が、期間限定でアダルトビデオ(AV)に出演し、カネをためて貧困から脱却する。そんなシナリオは、現実にありえるのだろうか。自らも貧困家庭で育ったという翻訳家のタカ大丸氏が、AV業界の関係者に聞いたところ「女性より男性のほうに可能性があるかもしれない」という答えが返ってきた。どういうことか――。

※本稿は、タカ大丸『貧困脱出マニュアル』(飛鳥新社)の一部を再編集したものです。

職業としてのAV女優・男優は、どのくらい稼げる仕事なのか――。※写真はイメージです(写真=iStock.com/fabioderby)

問題は「マインドセット」にあり

貧困から抜け出すために、「AV女優」という道を選ぶ人がいる。その選択は、はたして現実的なのだろうか。